AWSコース

AWS基礎

最小限のAWS利用準備

# AWS

## はじめに
このチュートリアルでは、Amazon Web Services（AWS）を利用するための最小限の準備について説明します。AWSは、クラウドコンピューティングサービスを提供するプラットフォームで、さまざまなサービスを利用してアプリケーションを構築、デプロイ、管理することができます。

## 目標
- AWSアカウントを作成する
- AWSマネジメントコンソールにログインする
- IAMユーザーを作成し、適切な権限を設定する

## 前提条件
- インターネットに接続されたコンピュータ
- 有効なメールアドレス

## ステップ1: AWSアカウントの作成
1. [AWSの公式サイト](https://aws.amazon.com/)にアクセスします。
2. 画面右上の「アカウントを作成」ボタンをクリックします。
3. 指示に従って、必要な情報を入力し、アカウントを作成します。クレジットカード情報の入力が必要ですが、無料利用枠があるため、すぐに課金されることはありません。

## ステップ2: AWSマネジメントコンソールにログイン
1. AWSアカウントが作成できたら、再度[AWSの公式サイト](https://aws.amazon.com/)にアクセスします。
2. 画面右上の「コンソールにサインイン」ボタンをクリックします。
3. 先ほど作成したアカウント情報を使用してログインします。

## ステップ3: IAMユーザーの作成
AWSのセキュリティを強化するために、ルートアカウントではなくIAMユーザーを使用して日常的な操作を行うことをお勧めします。

1. AWSマネジメントコンソールのサービス一覧から「IAM」を選択します。
2. 左側のメニューから「ユーザー」を選択し、「ユーザーを追加」ボタンをクリックします。
3. ユーザー名を入力し、「AWSマネジメントコンソールへのアクセス」を選択します。
4. 「パスワードの自動生成」または「カスタムパスワードの設定」を選択します。
5. 「次のステップ: アクセス権限」をクリックし、適切なアクセス権限を設定します。初心者の場合、「既存のポリシーを直接アタッチ」から「AdministratorAccess」を選択することが一般的ですが、必要最低限の権限を付与することが推奨されます。
6. 「次のステップ: タグ」をクリックし、必要に応じてタグを追加します。
7. 「次のステップ: 確認」をクリックし、設定内容を確認したら「ユーザーの作成」をクリックします。

## ステップ4: IAMユーザーでログイン
1. IAMユーザーの作成が完了したら、IAMユーザー用のログインリンクが表示されます。このリンクをブックマークしておくと便利です。
2. IAMユーザー用のログインリンクから、作成したIAMユーザーの情報を使用してログインします。

## まとめ
これで、AWSを利用するための最小限の準備が整いました。IAMユーザーを使用することで、セキュリティを強化しつつAWSのさまざまなサービスを利用することができます。次のステップとして、具体的なAWSサービスの利用方法を学んでいきましょう。

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