AWSコース

AWS基礎

最小限のAWS利用準備

# 最低限のAWSを使う準備

## はじめに
ここでは、AWSを操作するための最小限の準備をしていきます。
### でてくる単語
- **ルートユーザ**：アカウント登録時に作成される管理ユーザ（アカウントに1つ）
- **IAMユーザ**：作業用ユーザ（いくつでも作れる）
- **IAMポリシー**：AWSサービスへのアクセス権限（色々な種類があり、IAMユーザに付与する）
- **AWSマネジメントコンソール**：操作画面のこと、IAMユーザでログインする。（単に、マネジメントコンソールとも呼ぶ）

## このあとの流れ
アカウント登録〜IAMユーザ作成してログインまで
1. AWSアカウント登録（→<code>ルートユーザ</code>が作成される）
2. <code>ルートユーザ</code>で、<code>AWSマネジメントコンソール</code>へログイン
3. 作業用のユーザ（<code>IAMユーザ</code>）の作成
   - 作成した<code>IAMユーザ</code>に、初期パスワードを設定する
   - 作成した<code>IAMユーザ</code>に、AWSを操作できる権限（`IAMポリシー`）を付与する
4. 初期パスワードを使い、作成した<code>IAMユーザ</code>で、<code>AWSマネジメントコンソール</code>へログイン


## ユーザの補足

AWSでは大きく2種類のユーザを使います
- ルートユーザ
- IAMユーザ

<code>ルートユーザ</code>は、アカウント登録時に自動で作られるユーザです。各サービスの操作 〜**支払い情報の設定**まで、何でも全てできます。
<code>IAMユーザ</code>は、作業用のユーザです。ルートユーザは逆に何でも出来てしまい操作するにはちょっと危険です。IAMユーザを作成して、そちらにログインして実際の操作をしていきます。

### ログイン方法の違い
それぞれのユーザはログインに必要な情報も違います。

|種別|ログイン情報|
|----|----|
|ルートユーザ|<code>Eメールアドレス</code>, <code>パスワード</code>|
|IAMユーザ|<code>アカウントID（またはエイリアス）</code>, <code>IAMユーザ名</code>, <code>パスワード</code>|





3. 最低限のAWSを使う準備