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# AWSのElastic BeanstalkにSpringBootをデプロイする（DBはPostgreSQL）

このチュートリアルでは、AWSのElastic Beanstalkを使用して、Spring BootアプリケーションをPostgreSQLデータベースとともにデプロイする方法を学びます。

## 目次
1. 前提条件
2. Spring Bootアプリケーションの準備
3. AWS Elastic Beanstalk環境の作成
4. PostgreSQLデータベースの設定
5. アプリケーションのデプロイ
6. 動作確認
7. まとめ

## 1. 前提条件

- AWSアカウントを持っていること
- AWS CLIがインストールされていること
- JavaとMavenがインストールされていること
- 基本的なSpring Bootの知識があること

## 2. Spring Bootアプリケーションの準備

### 2.1 プロジェクトの作成

Spring Initializrを使用して、Spring Bootプロジェクトを作成します。必要な依存関係として、`Spring Web`と`Spring Data JPA`、`PostgreSQL Driver`を追加します。

### 2.2 アプリケーションの設定

`application.properties`または`application.yml`にPostgreSQLデータベースの接続情報を設定します。

```properties
spring.datasource.url=jdbc:postgresql://<DB_ENDPOINT>:5432/<DB_NAME>
spring.datasource.username=<DB_USERNAME>
spring.datasource.password=<DB_PASSWORD>
spring.jpa.hibernate.ddl-auto=update
```

## 3. AWS Elastic Beanstalk環境の作成

### 3.1 Elastic Beanstalk CLIのインストール

AWS Elastic Beanstalk CLIをインストールし、設定を行います。

```bash
pip install awsebcli
eb init
```

### 3.2 環境の作成

Elastic Beanstalk環境を作成します。

```bash
eb create springboot-env
```

## 4. PostgreSQLデータベースの設定

### 4.1 RDSインスタンスの作成

AWSコンソールからRDSインスタンスを作成し、PostgreSQLを選択します。作成後、エンドポイントを取得しておきます。

### 4.2 セキュリティグループの設定

Elastic Beanstalk環境のセキュリティグループに、RDSインスタンスへのアクセスを許可します。

## 5. アプリケーションのデプロイ

### 5.1 ビルドとデプロイ

Mavenを使用してアプリケーションをビルドし、Elastic Beanstalkにデプロイします。

```bash
mvn clean package
eb deploy
```

## 6. 動作確認

Elastic BeanstalkのURLにアクセスし、アプリケーションが正しく動作していることを確認します。

## 7. まとめ

このチュートリアルでは、AWSのElastic Beanstalkを使用してSpring Bootアプリケーションをデプロイする手順を学びました。PostgreSQLデータベースとの連携も行い、クラウド環境でのアプリケーション運用の基礎を理解しました。今後は、セキュリティやスケーリングの設定を学び、より実践的な運用を目指しましょう。