Pythonコース

Pythonのライブラリをローカル実行してみる

Python開発環境構築②（GitHubなど発展）

# 総合演習：Python環境構築からGitHub管理まで実践

このチュートリアルでは、Pythonの開発環境を構築し、GitHubを使ってプロジェクトを管理する一連の流れを実践します。これまで学んだ知識を総合的に活用し、実際の開発プロジェクトに近い形で進めていきましょう。

## ステップ 1: Python環境の構築

### 1. Pythonのインストール

まず、Pythonがインストールされていることを確認します。インストールされていない場合は、以下の手順に従ってください。

- **Windows**: Python公式サイトからインストーラーをダウンロードし、実行します。インストール時に **[Add Python 3.x to PATH]** にチェックを入れ、**[Install Now]** をクリックします。
- **Mac**: ターミナルを開き、Homebrewを使ってPythonをインストールします。

  ~~~bash~
  brew install python
  ~~~

- **Linux**: ターミナルで以下のコマンドを実行します。

  ~~~bash~
  sudo apt update
  sudo apt install python3
  ~~~

### 2. インストール確認

Pythonが正しくインストールされたか確認します。

~~~bash~
python --version
~~~

<terminal filename="出力結果">
Python 3.x.x
</terminal>

## ステップ 2: プロジェクトの作成

### 1. プロジェクトディレクトリの作成

新しいプロジェクト用のディレクトリを作成します。

~~~bash~
mkdir my_python_project
cd my_python_project
~~~

### 2. Pythonスクリプトの作成

簡単なPythonスクリプトを作成します。

~~~python~main
print("Hello, Python World!")
~~~

ファイル名は `main.py` として保存します。

## ステップ 3: GitHubでプロジェクトを管理

### 1. GitHubリポジトリの作成

1. GitHubにログインし、右上の **[New]** ボタンをクリックして新しいリポジトリを作成します。
2. リポジトリ名を入力し、**[Create repository]** をクリックします。

### 2. ローカルリポジトリの初期化

プロジェクトディレクトリでGitを初期化し、GitHubリポジトリに接続します。

~~~bash~
git init
git add .
git commit -m "Initial commit"
git branch -M main
git remote add origin https://github.com/yourusername/my_python_project.git
git push -u origin main
~~~

### 3. GitHubでの確認

GitHubのリポジトリページを開き、ファイルが正しくアップロードされていることを確認します。

## ステップ 4: GitHubでのバージョン管理

### 1. 新しい機能の追加

`main.py` に新しいコードを追加します。

~~~python~main
print("Hello, Python World!")
print("This is a new feature.")
~~~

### 2. 変更のコミットとプッシュ

変更をコミットし、GitHubにプッシュします。

~~~bash~
git add main.py
git commit -m "Add new feature"
git push
~~~

## まとめ

このチュートリアルでは、Pythonの開発環境を構築し、GitHubを使ってプロジェクトを管理する方法を学びました。これにより、効率的な開発とバージョン管理が可能になります。次のステップでは、さらに複雑なプロジェクトを作成し、チームでの共同開発を体験してみましょう。