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# AWS Elastic Beanstalk CLI（EB CLI）の設定

## Macではこちら
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/eb-cli3-install-osx.html

## Windowsではこちら
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/eb-cli3-install-windows.html

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このチュートリアルでは、AWS Elastic Beanstalk CLI（EB CLI）の設定手順を説明します。EB CLIは、Elastic Beanstalkアプリケーションをコマンドラインから管理するためのツールで、アプリケーションのデプロイや環境の管理を効率的に行うことができます。

## 目次
1. EB CLIのインストール
2. 初期設定
3. 環境の作成と管理
4. まとめ

## 1. EB CLIのインストール

### 1.1 インストール方法の選択
EB CLIはPythonパッケージとして提供されており、`pip`を使用してインストールできます。Pythonがインストールされていない場合は、先にPythonをインストールしてください。

### 1.2 インストール手順
ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してEB CLIをインストールします。

```bash
pip install awsebcli --upgrade --user
```

`--upgrade` オプションでは、すでにインストールされている要件をアップグレードするよう pip に指示します。`--user` オプションでは、オペレーティングシステムによって使用されるライブラリの変更を避けるために、ユーザーディレクトリのサブディレクトリにプログラムをインストールするよう pip に指示します。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/eb-cli3-install-advanced.html

インストールが完了したら、以下のコマンドでインストールが成功したか確認します。

```bash
eb --version
```

## 2. 初期設定

### 2.1 プロジェクトディレクトリの準備
EB CLIを使用するプロジェクトディレクトリに移動します。まだプロジェクトディレクトリを作成していない場合は、以下のコマンドで作成します。

```bash
mkdir my-eb-app
cd my-eb-app
```

### 2.2 初期化
EB CLIを初期化し、Elastic Beanstalk環境を設定します。以下のコマンドを実行します。

```bash
eb init
```

このコマンドを実行すると、以下の情報を入力するよう求められます。

- **AWSアクセスキーID**と**シークレットアクセスキー**（AWS CLIで設定済みの場合は省略可能）
- **デフォルトリージョン**（例: `us-west-2`）
- **アプリケーション名**（新規作成または既存のものを選択）
- **プラットフォーム**（例: `Java`）

## 3. 環境の作成と管理

### 3.1 環境の作成
Elastic Beanstalk環境を作成するには、以下のコマンドを実行します。

```bash
eb create my-environment
```

このコマンドは、指定した名前で新しい環境を作成します。

### 3.2 アプリケーションのデプロイ
アプリケーションをElastic Beanstalkにデプロイするには、以下のコマンドを使用します。

```bash
eb deploy
```

### 3.3 環境の管理
環境の状態を確認するには、以下のコマンドを使用します。

```bash
eb status
```

環境のログを確認するには、以下のコマンドを使用します。

```bash
eb logs
```

## 4. まとめ

このチュートリアルでは、AWS Elastic Beanstalk CLI（EB CLI）のインストールと初期設定、環境の作成と管理について学びました。EB CLIを使用することで、Elastic Beanstalk環境の管理がより効率的になります。次のステップでは、アプリケーションのデプロイやスケーリングの設定を行い、クラウド環境での運用をさらに進めていきましょう。